Windowsでemacsを使う各手段とメリットデメリット
はじめに
windowsでemacsを使おうとすると、これまでは、MeadowかNTEmacsか、と思っていたけれども、最近gnupackのことも知って、そちらを使っている。そして、最近、Windows10のanniversary updateにより、Windows上でUbuntuが動作するようになり、そちらも候補として挙がってきた。そこで、今Windows上でemacsを使う手段と、それぞれのメリデリについてまとめてみた。
Meadow
昔はWindowsでemacsとなると、MinGWとかCygwinとかでunixバイナリ動かすのを除けば、meadowかxyzzyか、という気がするけど、公式ページも消滅しているので、もはや俎上に載ることはないでしょう。私もWindowsではじめて使ったのは、meadowなので思い入れとしては強い。
NTEmacs
http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/
いわゆるWindows版Emacs。Meadowから卒業した後使い出した。
デメリット
- IMEとの親和性が良くないらしい(ddskk使っていたので、あまり意識したことはない)。対応するにはパッチが必要だけど、適用済みのものもあるのかな。
- c/migemoとか、他のアプリと組合せて便利にしようと考えると、Windowsのことも意識する必要がでてきて嵌まる場合がある。
↓嵌まった例
grugrut.hatenablog.jp
gnupack
https://osdn.jp/projects/gnupack/
cygwinとセットで展開されている。スクリプト等も用意されているので、ダウンロードして展開するだけですぐに使える。今はこちらに乗り換えている。
メリット
bash On Ubuntu On Windows
Windows10から、bashがWindows上で使えるようになり、Xserverさえどうにかしてしまえば、ubuntu用のemacsを動かすこともできるらしい。デメリットの自分でビルドしないといけない問題を対処していないため、コマンドプロンプト上で、emacs -nwして動くところまでしか確認していない。
メリット
まとめ
bashOnUbuntuOnWindowsに今後期待するとして、しばらくは、gnupackを使いつづけるのがよいのかな