ぐるっとぐりっど

日曜プログラマがいろいろ試してみたことを、後の自分のためにまとめておく場所

keyfreq.elでEmacsのキーバインドを効率良く使えているか振り返る

はじめに

人の.emacs.elを読んでたり、パッケージを漁ってたりすると、これいいじゃんって設定やイケてるキーバインドがいろいろと出てきます。そうするとやはりマネするというか自分のにも取り込みたくなるのが人情というものですが、はたして設定したっきりになってないでしょうか。

keyfreqは、emacsキーバインドの利用状況を記録して振り返ることができます。
(といいつつ、実際のところはコマンドの実行状況ですが)

github.com

MELPAに登録されているので、

M-x package-install keyfreq

するだけで簡単に導入可能

使いかた

上記レポジトリに書いてある通りですが、

(require 'keyfreq)
(keyfreq-mode 1)
(keyfreq-autosave-mode 1)

するだけ。

で、普通に使っていて、気になったときに

M-x keyfreq-show

すると、以下の感じで使ったキーバインドの統計情報(というか集計情報に近いかも)が表示されます。

f:id:grugrut:20170412173925p:plain

自分の場合、next-line使いすぎなので、C-vとか、ちゃんと使おうよ、って思える結果に。

あと、avyせっかく導入してみたのに、全く使ってないことがわかってしまった。

キーバインドを設定したいけど、かぶってて、、、という場合なんかにも、「でも実際のところ使ってないじゃん」というのがわかる、あるいは毎度毎度M-xしてるのであれば、キーバインド設定してもよかない?というのがわかるので、非常におもしろいパッケージだと思います。

問題点

BUGとしてissueにも登録されてますが、複数のemacsを起動したときにファイルロックが競合してうまく動かない(記録できないだけで実害は無いがロックかかってるよってメッセージがうっとうしい)のが難点。emacsclientで複数の場合にどうなのかは不明。