スマートフォンでもorg-modeとともに
この記事はEmacs Advent Calendar 2015の19日目の記事です。
18日目の記事は、nasa9084さんによる「org-revealで細かい設定をしたい」でした。
はじめに
org-modeを使っていると当然感じるのが、出かけた先でもTODOリストをチェックしたい、メモを一元管理したい、ということです。
一時期はevernoteと併用とか、スマホのメモ機能とか、いろいろ試しては見たんですが、やはり一か所にまとめておかないとのちのち面倒なんですよね。なかなかマージしようという気にならないし*1。
そこで、今回は私が使っているスマホでorg-modeのメモを共有する方法についてご紹介します。
スマートフォンでもorg-mode
androidアプリでorg-modeを扱える(PCとの同期もできる)ものは、MobileOrgとOrgzlyがあります。どちらも一長一短あるので簡単に使ってみた感想や長所短所と感じているところをご紹介します。
MobileOrg
こちらはiOSとandroidと両方のアプリがあります。というかiOS実装のほうが本家で、それを移植したのがandroid版だったはず。
大きな特徴としては、PCのEmacsで編集している.orgなファイルをそのままスマホでも読み書きするのではなく、別の環境に一旦配置したファイル経由でやり取りする、というところにあります。私もはじめはMobileOrgを使っていてなかなか良いなとは思っていたんですが、この別のファイル経由でというところで同期によくつまづいてしまい、後述するOrgzlyに移ってしまいました。機能としてはMobileOrgのほうに軍配が挙がるのですが。。。
長所
- org-modeのマニュアル本家に説明が書いてある!
マニュアルだけでなくて、本家に必要なメソッドが取り込まれているというのは今後のことを考えると安心できる気がします。昔からあるので困ったときにも比較的知っている人を見つけやすいかも*2。
- 同期手段が豊富
定番のDropboxのほか、WebDAV、SDカード、Ubuntu One、SSHと様々な手段で同期ができます。宗教上やその他の理由でDropboxにはデータを置きたくない!という人でも自鯖のWebDAVとかSSH経由で利用できるのはきっと魅力的。私はDropbox経由で同期してました。
- org-modeの書式にほぼ対応
org-modeだと例えばタグをつけることができますが、そのあたりの書式に完璧に対応しているのは心強いです。もちろんメモを見るときだけでなくて、メモを書くときにタグを設定することも可能です。タグはEmacsのほうで設定したタグがプルダウンで表示されるので、選ぶだけで設定できるのがうれしいところ。
- その他
設定を見る限りだと、ScheduleやDeadlineの情報を、スマホのカレンダーにも反映できそう(設定したことないのでよくわかりません)。
短所
- 同期が面倒
MobileOrgの場合、PCのEmacsで、M-x org-mobile-push、MobileOrg側でsyncしないと反映されなません。MobileOrgで編集した内容は、Emacsでorg-mobile-pullしないと反映されない、とかorg-mobile-pullする前にMobileOrgのsyncをしてしまうとMobileOrgで編集していた内容が闇に葬られてしまう、とか、ちょっと不親切かな、と思います*3。
- メモにゴミが付与されてしまう
MobileOrgだと直接.orgファイルを編集するのではなく、別のファイルを用意して、それ経由でやりとりするという都合上(?)、元の.orgファイルにIDやら更新日時やらの情報がタグとして勝手に追加されてしまいます。そこまでたいしたことではないけれども、気になる人は気になるかも。
Orgzly
こちらは残念ながらAndroid版だけとなります(公式FAQにもiOSは今のところ予定はない、と書かれています)。MobileOrgに比べると機能は少ないのですが、一通りの機能はそろっているかな、と思います。詳しくは以下の公式サイトのドキュメントを。
Orgzly | Notes & To-Do Lists
長所
- 同期が簡単
MobileOrgのように別ファイルを経由しないので、Emacsで読み書きしているorgファイルをDropbox上に配置しておけば、Dropboxが同期作業はしてくれます。なお、OrgzlyからDropboxへの同期は、Orgzlyのsyncボタンを押した際に行われます。EmacsとOrgzly両方で編集した結果、コンフリクトしてしまった場合には、DropboxのデータかOrgzlyのデータかどちらを利用するか選ぶことができます(マージはできないので、どちらかは捨てることになってしまいます)。
- メモの検索機能が充実
まだ使いこなせていないのですが、スケジュールが○日以内とか、このタグのものとか検索機能が充実しているらしいです。
デフォルトで、こんな感じのorg-agendaチックな検索が可能です。
短所
- ノードの折り畳みができない
本文の表示非表示は設定で切り替えができるのですが、見出しの折り畳みができないので、長いファイルだと見出しだけはすべて表示されてしまいます。MobileOrgだと見出しの折り畳みもできたのでそこができるようになるとうれしい。
こんな感じで、見出しが全部表示されてしまう。
最後に
今はorg-modeにしろOrgzlyにしろ、人が作ったツール、設定を使っているだけなので、自分が改良していけるようにしたい。そのためにはもっともっと使って改善ポイントを見つけていかなくては。
明日20日目は、kiwanamiさんによる「去年の続きか、RPCの紹介など」の予定とのこと。こちらも楽しみですね。
続・xperia z3 compactが壊れた
の続き
ドコモショップへ来店
近所のドコモショップに行って白ロムというかMVNOなので自費修理になると思うけど、MVNOは修理出すならその間の代替機は自分で用意しないといけないし、修理出すか決断するために、修理費見積もりたい、と正直に伝えたところ、メーカー保証の範囲内なので、無償で治せますよー、とのことだった。僥倖っ・・・・!
機体に傷はついてないし、組み立ての時にちょっとずれやすくなったのかもねー、とのことだった。ありがたし!
ただ問題はMVNOなので、修理中の代替機は自分で用意しないといけないのと、メーカー修理だすとソフトリセットかけられちゃうところ。で、戻ってきたらまた設定しなおしか、と思うとちょっと腰が引けてしまう。
代替機だったら、もうちょっとおもちゃみたいなやつでいいよなーとは思うけど、なんかいいのあるのかな
とりあえずもうちょっと壊れてから修理に出すことにした。(外身に傷つけると無償修理ではなくなってしまうので大事に使おう)
まとめ
物理的な故障であっても無償で修理してもらえるかもしれないので、保証期間内であればダメ元でも聞きにいってみたほうがよいね。信じるか信じないかはあなた次第。。。。
xperia z3 compactが壊れた
- カメラアプリで半押しまでしかできず、フォーカス合わせはできてもシャッターが切れない
- かなりボタンが敏感になっていてカメラアプリが勝手に起動してしまう(長押しでカメラアプリが起動するんだけど、片手持ちしたときに親指のつけねで押してる扱いになっている様子)
- おかげでパズドラでいい感じな時にカメラアプリ起動してアプリリセット、危うく不正扱いされるところだった
ElasticSearch+Fluentd+kibanaでEFKスタックを作る その2
の続きです。
今回は、SSHのアクセス元をマップ上に表現してみました。
主に、とを全面的に参考にしました。
今回は、/var/log/secureに出力される3つのログ(パスワード間違い、存在しないユーザ、ログイン成功)をすべてマッピングしてみることにしました。それぞれ以下のような感じでバラバラのフォーマットで出力されるので、一筋縄ではいかないような気がします。
Nov 3 06:05:16 hostname sshd[12893]: Failed password for userA from xxx.xxx.xxx.xxx port 34436 ssh2 Nov 3 12:45:29 hostname sshd[15166]: Accepted password for userB from xxx.xxx.xxx.xxx port 54758 ssh2 Nov 3 12:28:16 hostname sshd[15065]: Invalid user userC from xxx.xxx.xxx.xxx
完成図は以下のような感じ。ちょっとサンプル数が少ないのでつまらないかも。
fluent-plugin-geoipをインストールする
まずは、IPアドレスを座標に変換しなくてはならないので、fluent-plugin-geoipを導入
# /opt/td-agent/usr/sbin/td-agent-gem install fluent-plugin-geoip
以上。
最初間違って、td-agent-gem install geoipとしてしまったら、別のものが入ってしまったのだけれど、あれは何者だったのだろう。
なお、gccがインストールされていないと、
# /opt/td-agent/usr/sbin/td-agent-gem install fluent-plugin-geoip WARN: Unresolved specs during Gem::Specification.reset: json (>= 1.4.3) WARN: Clearing out unresolved specs. Please report a bug if this causes problems. Fetching: fluent-mixin-rewrite-tag-name-0.1.0.gem (100%) Successfully installed fluent-mixin-rewrite-tag-name-0.1.0 Fetching: geoip-c-0.9.1.gem (100%) Building native extensions. This could take a while... ERROR: Error installing fluent-plugin-geoip: ERROR: Failed to build gem native extension. /opt/td-agent/embedded/bin/ruby extconf.rb checking for iconv_open() in iconv.h... *** extconf.rb failed *** Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary libraries and/or headers. Check the mkmf.log file for more details. You may need configuration options. Provided configuration options: --with-opt-dir --with-opt-include --without-opt-include=${opt-dir}/include --with-opt-lib --without-opt-lib=${opt-dir}/lib --with-make-prog --without-make-prog --srcdir=. --curdir --ruby=/opt/td-agent/embedded/bin/ruby --with-geoip-dir --without-geoip-dir --with-geoip-include --without-geoip-include=${geoip-dir}/include --with-geoip-lib --without-geoip-lib=${geoip-dir}/lib /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:467:in `try_do': The compiler failed to generate an executable file. (RuntimeError) You have to install development tools first. from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:552:in `try_link0' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:567:in `try_link' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:753:in `try_func' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:1038:in `block in have_func' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:929:in `block in checking_for' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:351:in `block (2 levels) in postpone' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:321:in `open' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:351:in `block in postpone' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:321:in `open' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:347:in `postpone' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:928:in `checking_for' from /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/2.1.0/mkmf.rb:1037:in `have_func' from extconf.rb:8:in `<main>' extconf failed, exit code 1 Gem files will remain installed in /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.1.0/gems/geoip-c-0.9.1 for inspection. Results logged to /opt/td-agent/embedded/lib/ruby/gems/2.1.0/extensions/x86_64-linux/2.1.0/geoip-c-0.9.1/gem_make.out
な感じのエラーが出て、ハマった。
sudo yum install gcc
で、さっくり解決。
fluentdの設定をする
これで、IPアドレスからアクセス元を検知できるようになったので、fluentdの設定をした
今回は、/var/log/secureに書かれるフォーマットが若干違うログを一括で処理したかったので、それを実現できるように以下の正規表現を書いた。
(?<time>[^0-9]+ [^ ]+ [^ ]+) (?<hostname>[^ ]+) sshd\[.+\]: (?<reason>Failed password for|Accepted password for|Invalid user) (?<user>[^ ]+) from (?<ip_address>[^ ]+).*
これで、
Nov 3 06:05:16 hostname sshd[12893]: Failed password for userA from xxx.xxx.xxx.xxx port 34436 ssh2 Nov 3 12:45:29 hostname sshd[15166]: Accepted password for userB from xxx.xxx.xxx.xxx port 54758 ssh2 Nov 3 12:28:16 hostname sshd[15065]: Invalid user userC from xxx.xxx.xxx.xxx
のログ三種の、タイムスタンプ、ホスト名、成否、ユーザ名、IPアドレスを取得することができる(はず)。
ごり押し感ぱないので、もっとスマートなやり方ご存じの方は教えてください!
まとめると、td-agent.confに以下の設定をいれた。
<source> type tail path /var/log/secure pos_file /var/log/td-agent/secure.log.pos tag geo.ssh.access format /^(?<time>[^0-9]+ [^ ]+ [^ ]+) (?<hostname>[^ ]+) sshd\[.+\]: (?<reason>Failed password for|Accepted password for|Invalid user) (?<user>[^ ]+) from (?<ip_address>[^ ]+).*$/ </source> <match geo.ssh.access> type geoip geoip_lookup_key ip_address <record> country ${country_code['ip_address']} location ${latitude['ip_address']},${longitude['ip_address']} </record> remove_tag_prefix geo. add_tag_prefix es. </match> <match es.ssh.access> type elasticsearch logstash_format true type_name ssh-access include_tag_key true tag_key @log_name flush_interval 20s </match>
たぶんkibana3のときは、国コードで地図に色を塗れたようなんだけど、kibana4では座標が必要なようなので、
location ${latitude['ip_address']},${longitude['ip_address']}
と、fluent-plugin-geoipの機能で、IPアドレスをもとにした座標をログに追加している。
Elasticsearchにデータ型の設定を追加する
kibana4で、地図上にマッピングするためには、fluentdに追加したデータを地図上の座標情報ですよ、と教えてあげる必要があるらしい。
そのため、Elasticsearchのインデックスに、型のマッピング用の設定情報を追加する必要がある。
ただし、fluentd経由で、elasticsearchに情報を投入していく場合(logstash_format trueにしている場合)には、インデックスが日々変わっていき、デフォルト設定では、logstash-(日付)というインデックスに書き込まれていく。
そのため、インデックス自体に型のマッピング情報を登録しようとすると、毎日その情報を登録しなくてはいけない。超めんどくさい。
そういう場合には、テンプレートに登録するやり方がある。登録方法は簡単で、以下な感じでHTTP経由で設定情報を放り込んでやればOK
# curl -X PUT http://localhost:9200/_template/ssh-access-template -d'{ "template": "logstash-*", "mappings": { "ssh-access": { "properties": { "location": { "type": "geo_point" } } } } }'
これで、インデックス名が、「logstash-*」なものの、type_nameが「ssh-access」なものの「location」の型を「geo_point」型にできる。
ただし、適用されるのはインデックスが作成されるときなので、もうすでに今日の分のインデックスがある場合には、次の日まで待つか削除する必要がある。
- before
# curl -X GET http://localhost:9200/logstash-2015.11.03/_mapping/?pretty { "logstash-2015.11.03" : { "mappings" : { "ssh-access" : { "properties" : { "@log_name" : { "type" : "string" }, "@timestamp" : { "type" : "date", "format" : "dateOptionalTime" }, "country" : { "type" : "string" }, "hostname" : { "type" : "string" }, "ip_address" : { "type" : "string" }, "location" : { "type" : "string" }, "reason" : { "type" : "string" }, "user" : { "type" : "string" } } } } } }
- after
# curl -X GET http://localhost:9200/logstash-2015.11.03/_mapping/?pretty { "logstash-2015.11.03" : { "mappings" : { "ssh-access" : { "properties" : { "@log_name" : { "type" : "string" }, "@timestamp" : { "type" : "date", "format" : "dateOptionalTime" }, "country" : { "type" : "string" }, "hostname" : { "type" : "string" }, "ip_address" : { "type" : "string" }, "location" : { "type" : "geo_point" }, "reason" : { "type" : "string" }, "user" : { "type" : "string" } } } } } }
と、locationの型がstringからgeo_pointに変わっていることが確認できた。
kibanaで可視化する
ここまでできて設定データが投入されれば、あとはkibanaでVisualize→Tile Mapを選ぶだけ
Geo CoordinatesのField欄に、geo_pointにしたデータ名が表示されているはず。
表示されず、型がgeo_pointなデータが存在しないよ!と怒られている場合は、kibanaが持っている型データが古くなっているので、「Setting」→「Indices」→使っているインデックスと進み、黄色い更新ボタン「Reload field list」をクリックすれば、型情報が更新され、型がgeo_pointなデータがとれるようになるはず。
感想
3種類のログに対応した正規表現を作るのが大変だった。それさえできてしまえばあとは流れでお願いできたので簡単だった。
もっと取得するログの種類を増やして面白そうな可視化を試してみたい。
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我が家の内閣調理大臣が使い勝手の良い自家製調味料2つを紹介します!
我が家では、主に僕が料理は担当しているのだけど、専業ではないから調理にはそこまで時間をかけれない。そんなときに便利なのが調味料だ。
そんな中で特に使い勝手がよく、重宝している自家製調味料2つを紹介します。
今週のお題「愛用しているもの」
にんにく味噌床
先日の記事にも使った味噌漬け用の味噌床
作り方は簡単
材料
- みそ 2カップぐらい
- 酒 大さじ2杯ぐらい
- ニンニク 1つ分ぐらい
作り方
- ニンニクを薄切りにする
- 味噌と酒を混ぜる
- 味噌にニンニクを埋め込む
- 2週間ぐらい寝かす
主に野菜をつけて浅漬けにして食べてる。うずらの卵の水煮をつけたやつもなかなかよいつまみになった。
モノの本によると、水っぽくない野菜をつけた方がよいらしい。それを無視してキュウリや大根など水っぽい野菜ばかりつけていたら御覧のとおり結構水っぽくなってしまった。
水が出た場合はキッチンペーパーで吸い取ったり、味噌を足した方がよいらしい。
とはいえ、味噌は腐らないし、ニンニクのおかげで抗菌効果もばっちりなので、そうそう痛むことはないとのこと。
なかなかヒットだったのが、山芋の味噌漬け。
はじめは塩っ辛いだけだったけど、いろいろつけてるうちにそれらのUMAMIが出てきて、いい具合につかるようになってきている。先日も牛肉をつけたので、またひとつ旨味が増していることだろう。
ニンニク味噌床で作るなめろう
このにんにく味噌床は、漬物だけでなく、いろいろな食材の旨味を吸った味噌なので、味付けにも使える。(ただし、これで味噌汁を作るとちょっとニンニクのパンチが効いた味噌汁になってしまうので、おかずとして食べれる豚汁なんかに使うのがよいと思う。)
特にこの味噌で作ったものの中でヒットしたのが、千葉の郷土料理なめろうだった。
作り方はこれも簡単で、
- スーパーの刺身売り場にある、サンマorアジorイワシなど、青魚の刺身を買ってくる
- 買ってきた刺身を包丁でたたく、たたきまくる
- 大葉なんかも混ぜてたたく
- ニンニク味噌を入れてたたく
ととにかくたたくだけでできる。簡単おいしいおつまみなのでぜひお試しあれ
塩レモン
ご存じ塩レモン。
どうせ一発ネタ芸人よりも早く消えるだろうとはじめは無視していたのだけれども、たまたまカルディで、塩レモン味の鍋スープを買ってみて、なかなかうまかったので、塩レモン自体を作ってみた。
まあ塩なので、レモン汁と同じつもりで使うとかなりしょっぱくなってしまう。
海鮮塩レモン焼きそばや、サーモンのソテーの下味に使うといい感じ
材料
- 塩 たくさん
- レモン 2つ
作りかた
- レモンをよく洗う
- レモンを切る。輪切りとくし切りを両方作っておくと、料理に合わせて選べるので便利。
- 容器に、塩→レモン→塩→レモンとだんだんに積み上げる
- 2週間ぐらい寝かせる
仕込んだときには、こんなにフレッシュだったレモンが、
つけているうちにこんなにトロッとしてくる
はるみ流香味醤油
中にはあまり好評ではないものもある。
料理家の栗原はるみさんがテレビの男子ごはんで紹介していたもので、味はとてもよい。
ただし、冷蔵庫中がにんにくとショウガの匂いに包まれると言われ泣く泣くレギュラー落ちしてしまった。
これはむしろ容器が100均の容器で密閉性がなかったのが原因だと思っているので、もっと密閉性の高い容器を用意してリベンジしたい。
ただのしょうゆを使うよりも香りがぱっと広がるので、これだけで味付けするのではなく、仕上げに入れるのがお勧め。
材料
- しょうゆ 1カップ以上
- ニンニク 1片
- ショウガ 1片
作り方
- 容器にしょうゆを入れる
- しょうゆにニンニクとショウガをつける
- ひと晩ねかせる
最後に
自家製調味料は作って楽しく食べておいしいのでお勧めだけど、調子に乗ってやりすぎると、冷蔵庫を占領してしまうのでほどほどに
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牛肉のたたきの自家製にんにく味噌漬け
トリックオアトリート!
ハロウィンなんて数年前はなかったのに、最近はバレンタインデーよりも経済効果が高いらしいということで大人気ですね。僕は仮装にもバカ騒ぎにもそこまで興味はないけれども、パーティーシーズンには、なかなか普段出てこないような食材がスーパーに並ぶので好きです。
例えばM字開脚したニワトリさんなんて、クリスマスシーズンでもなきゃ並ばないよね。
そんなわけでパーティーピーポー用に、牛肉のブロックが売られてたので、ずっと作りたいと思っていた牛肉のたたきを作ってみました。
今回のは、レタスクラブ Vol.811(2014年11月25日号)に載っていたレシピをもとに作りました。
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スヌーピーのオリジナルキャンバストートバックもついていて、特別価格450円!と、普段はこういう雑誌は買うとキリがないので、手を出さないでいたんだけど、つい買っちゃった。
まあ、雑誌を買わなくても、この箇所を書いていた人はあちこちに同じレシピを出しているので、これを見ればバッチシわかります。
そんなわけで、詳細なレシピは上のURLを見てもらった方が、プロの内容なのでよいと思うですが、せっかくなので残しておきます。
材料
- 牛肉ブロック
- ニンニク味噌床
作り方
1. 牛肉を冷蔵庫から取り出し、30分ぐらい放置して、室温になじませておく
2. 牛肉がつかるぐらいのお湯を沸かし、お酒を入れて、牛肉を5分ぐらいゆでる
3. 牛肉をお湯から取り出し、粗熱をとり、水気を拭いたらニンニク味噌床につける
4. 10時間ぐらい漬ける
10時間後に取り出して、周りについてる味噌を拭いた牛肉のかたまりがこれだ!
5. 薄く切って、皿に並べ、白髪ねぎを乗せる
6. お好みでオリーブオイルを回しかけ、ネギを巻いて食べる
感想
牛は薄切り肉しか扱ったことなかったから、ブロックを手にしたときは、本当にこれを食べていいんだろうか、って思ったけれど、かなりうまかった。ただ、10時間漬けた割には味噌の風味が薄かったので、もうちょっとつけてもよかったかも(味噌床によると思う)。
なかなかよくできたので、また牛肉が手に入ったらやりたい。
ElasticSearch+Fluentd+kibanaでEFKスタックを作る その1
これまでVPSの監視に、influxdb+fluentd+grafanaを使っていたんだけど、influxdbを0.8から0.9にうっかりバージョンアップしたら、APIの仕様が激変して、これまでのデータ投入用スクリプトが使えなくなってしまった。そのため、これを機に今はやりのElasticSearch+kibanaのコンビネーションを試してみることにした。
ElasticSearchとkibanaを使う場合は、同じ会社が作っているLogStashを使って、通称ELKを構築するのが一般的のようだけど、これまでfluentdを使っていたし、EFKも少なからず存在するようなので、fluentdはそのまま据え置き。
ひとまず一通りインストールして、fluentdで/var/log/messagesと/var/log/secureだけElasticSearchに保存するようにしてみた。
そうすると、こんな感じで時間ごとのログを可視化できた。
grafanaだと、折れ線グラフ、棒グラフぐらいしか作れないけど、kibanaだとどうやら円グラフや地図上でのマッピングもできるらしいので、その辺をやってみたい。
例えば
あたりかな。正直、まだkibanaでどんな表現ができるのか把握しきっていないので、まずはそこから。
↓SSHのアクセス元を地図上にマッピングしてみました。grugrut.hatenablog.jp
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